2018年5月31日
前回の山瀬から約2週間。
庭はしっとり静まりかえっていた。
さっそく見まわりの散歩。
3本のグミの木のうち1本では、早くも実が色づき始めていた。
口にふくむと、甘い、甘酸っぱい、甘い、甘い・・・
そうだ、キイチゴだ。
道路をへだてた向かいのやぶに、前回、キイチゴが群生しているのを見つけていた。
ちょうどいい頃合いだ。
ものの数分でどんぶり一杯のキイチゴを摘む。
これでも、ジャムを作るにはまだ足りないか。
するどいトゲの中をやぶ漕ぎするので、手足は傷だらけだ。
一服してさらに庭を回る。食えるもの、食えるものと唱えながら。
ブルーベリーの実はまだ固い。
クリはいまやっと花の季節だ。
食えないが、スイカズラが満開。さまざまな虫が吸い寄せられている。
アジサイもまもなく。
キショウブが終わりに近く、サラサウツギとマリアージュ。
そして今宵も静かにふけていく。